コラム
カメラの性能を最大限に発揮! テントの中にサーマルカメラを設置するメリットとは?
昨今のウイルス感染リスクに対してさまざまな対応が進められております。そんな中で、テントとサーマルカメラを組み合わせて使用することのメリットをご紹介いたします。
※弊社のサーマルカメラは医療機器ではございませんので、医療用の体温測定にはご使用いただけません。あらかじめご了承くださいませ。
サーマルカメラの検温場所について
・カメラの性能
最近のサーマルカメラは高性能化しており、一度にたくさんの人の体表温度を検知することができます。
・最大30名まで検知可能です。※機種により異なります。
しかし昨今のウイルス感染リスクに対しての対策を考えた場合、この写真のように人が密集している様子に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
・サーマルカメラがあっても既に遅い!!?
サーマルカメラは非常に高性能なのですが、体表温度を検知するという条件上、できるだけ温度変化が少ない室内が好ましいとされています。だからといって、密集した室内で測定をしてしまうと・・・この中に感染の疑いがある人がいた場合、「時すでに遅し!」。同じ空間にいる人に対して、新たな感染経路ができてしまう可能性があります。
※屋外では風や日差しによる体温の温度変化を起こしやすいため、不向きとされています。
ウォークスルー温度測定とは?
サーマルカメラを使う代表的なシーンが「ウォークスルー温度測定」です。
メリット等を詳しくまとめております。
テントを有効活用
・テントをお薦めする理由
テントをお薦めする理由、それはウイルス対策において屋内での密集状態を避けることを前提とし、なおかつ風や日差しに影響されることなく体表温度を検知する必要があるからです。
そこでdeluxsテントの登場です。特に5月納品予定の「陰圧テント」は空気で膨らませることにより、5~10分程度と非常に短時間で施工することができます。
・陰圧テントとは?
陰圧フィルター装置によりテント内の気圧を下げることで、ウイルスの外への撒布を防ぐことに加え、常にテント内への新鮮な空気の取り込むことが出来ます。
これにより、中で作業されている方はもちろん、テントの周辺にいる方々の感染リスクを抑えることができます。
実際に今回の新型コロナ肺炎の流行にあたり、陰圧テントは世界各国で使われています。
以前、中国のMARS・SARSの流行の際にも活躍したことは記憶に新しい出来事です。
まとめ
・サーマルカメラは同時に複数人の体表温度検知が可能だが、人が密集しないよう注意が必要
・サーマルカメラは温度変化の少ない環境での使用が推奨されている
・施設内での密集を避けつつ外気の影響を受けにくい環境を作るため、テントと組み合わせての使用がおすすめ
今後、イベント会場のみならず、大型商業施設や施工現場など、たくさんの人が出入りする場所でサーマルカメラの活用が増えてくることが予想されます。
多くの人が安心して出入りできる環境を作るため、是非一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
※弊社のサーマルカメラは医療機器ではございませんので、医療用の体温測定にはご使用いただけません。あらかじめご了承くださいませ。
4月施工予定