室内で手軽に始められる水耕栽培。
しかしどんな野菜でも手軽に始められるのか? 水耕栽培に向いている野菜は?

今回はそんな水耕栽培におすすめの野菜をご紹介いたします。

 

 

初心者におすすめの野菜

 

土耕栽培に比べ手間が少ない水耕栽培は、園芸初心者にもオススメです。
中でも手間がかからず、生命力が強くて病気になりにくく、トラブルも少ない野菜がオススメです。

 

 

●ミニトマト

家庭菜園の定番ですが、害虫被害も少なく、育てやすい野菜の一つです。
成長スピードが速いので達成感や自信にもつながります。

また株が大きくなり、実のつきもよくなるのでモチベーションも上がります。
トマトをハリがあっておいしそうな赤色にするには、日の光が最も重要です。
できるだけ窓辺に置き、直射日光が当たるようにします。

 

 

●サニーレタス

内側の葉にまできちんと日が当たるサニーレタスは、球形のレタスに比べるとビタミン・ミネラルなどが高いことで知られています。
ビタミンＡはレタスの10倍、ビタミンＣは4倍、鉄分は6倍、そしてカルシュウムは2倍で、
栄養価がスバ抜けていることがわかります。

種まきから収穫できるまでは2か月かかりますが、収穫できる期間が長く、じっくりと収穫を楽しめます。
サラダにして容易に食べられることも、人気の理由の一つです。

 

 

●バジル

だいたい1週間で発芽し、2週間経つと根もしっかり育つバジルは成長過程を見る楽しみを与えてくれます。
1ヵ月ほどで収穫できるようになるので、収穫までのスパンが短いことも魅力です。
室温10度以上で日当たりに気を付け、水を毎日取り替えれば元気に1年中育ってくれます。

 

 

●パクチー

味の好みが分かれることで有名なパクチーも水耕栽培初心者には向いています。
日あたりのいい場所を好みますが、半日陰でも大丈夫。
変化に弱く、栽培中は定位置を決めるようにします。
1か月ほどで収穫できますが、花が咲いてしまうと葉が硬くなり風味も落ちるため、開花前までがオススメです。

 

 

水耕栽培で育てる野菜の選び方

どんな野菜でも育てられるのが水耕栽培ですが、特に手間のかからない葉物野菜が適しているといえます。
特に外国産の野菜は近所のスーパーにおいていない、ということもあります。
手に入りにくい野菜や、料理に少量だけを使いたいハーブなどは水耕栽培をしておくと便利です。
ミニトマトやサニーレタスなど、食べる際に手間をかけないものもオススメです。

 

 

まとめ

使い勝手の悪い食材には手が伸びず、育てることも難しくなってしまいがちです。
長く愛情もって育てるためには「どうやってその食材を消費するのか(したいのか)」を具体的に考えてみることが必要かもしれません。